ほこたてつうしん

音楽と文学と可愛いものすべてを愛する日記

パンの立つ地平に

映画「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」を見た。傑作だった。「万引き家族」よりもさらに泣けた。

(以下ネタバレあります)

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まずOPがかっこいい。アンパンマン映画に多い戦闘からストーリーに入るパターンなんだけど、メカの細部のアップとアオリ、操縦者の手元などを描写したあとに、ヒーローの登場と圧倒的な力が描かれ、しかもそれが主題歌と完璧にシンクロしている。エヴァ超えたよね。

ストーリーの主軸はデブリ問題からの宇宙戦、種族を超えた友愛。「オマエはオレさまが倒すんだ!」で思わず涙が。周りの大人たちはみんな涙ぐんでいたと思う。主義主張は違っても人は分かり合える。ニュータイプですら到達できなかった地平にパンとばいきんが立った。このくらい感応し合えば逆シャアはあそこまでこじれなかったのにね。

この戦いを終えた後に彼らはまた終わりなき闘争へとその身を投じるのだろう。でも彼らも我々も、もうひとつの選択肢があることを知ってしまった。今までのルーティンワーク(盗聴からの変装、ときに白兵戦、MS、アンパンチ、山の向こうへキラリ)が少し違ったものであってほしいと願う。

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#それいけアンパンマンかがやけクルンといのちの星 #映画 #アンパンマン #クルン #ばいきんまん #あかちゃんまんがレギュラー外されてた #グッズ展開見てるとカレーも怪しい #ばいきんの次にカレー好きなので踏ん張ってほしい

 

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たこ焼き器でアヒージョって火傷した。

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紅塗った君がなんか大人のように笑うんだ

出勤途中、駅で階段を踏み外して転落。足首がぐねって曲がり、凄まじい痛みに「あ、これ会社行けないやつだ」と思う。視界が狭まり、目の前が白と黒の星空に。そして人々の優しさよ。みんな声を掛けてくれたりバッグを持ち、肩を貸してくれて駅員に通報。警察官まで来て事件性の有無(誰かに押されなかった?)と、とにかく頭を打ったのかどうか聞かれる。あまりにもなんども聞かれるので否定しながらも、私本当は頭打ったのに記憶なくしてるだけなのかもと思う。エグい痛みに脂汗を浮かべ、もちろん駅から徒歩5分の整形外科なるところになんか行けないので救急車にお世話になってしまった。救急隊員の方、看護師さん、お医者さん、みんな親切にありがとうございました。幸い骨は折れてないものの酷い捻挫で松葉杖生活のスタート。

しかし2018年もなかなかにヤバい。ゲッターズ飯田さんの占いによると、金のイルカは2017年、2018年ともに向かうところ敵なしの最強の運気のはずなのだが、はて。

ああ、あの娘たちみたいにやなことミュートして生きてゆけたら。

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なんか低めで推理小説ばっかり読んでる。荻原浩の「噂」は死語のすごさとiモード援助交際といった死に文化を微笑ましく読み進めるうちにラスト一行にゾクゾク。折原一の「異人たちの館」は複雑な構成と横溝正史的なおどろおどろしいミスリードにぎゃふん。今は薬丸岳の「友罪」、某事件の犯人を彷彿とさせるキャラクターに気持ち悪いと愛しいが綯い交ぜになった変な気持ちに。

あと合間合間でウォーキングデッドとケイゾク見てる。本と映画の中でみんな死にすぎ。

私の経験上、このあときっと少女漫画期が来るであろう。持田あきとかね。いいよね。

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川崎ノーザン・ソウル

靴屋さんで足のかたちを見てもらったら、幅が狭く甲が低いと言われ、改めて瞠目。「日本人でこんなにナイキとアディダスの靴が合う足ありませんよ!」って、逆にインポート含め合うパンプスがいっこもないんだけど…。もうスニーカーだけ履いてるわ。

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f:id:hokotatetsushin:20180402214712j:imageスタジオコーストのイベント。CHAI、曲も演奏もめちゃくちゃ良い。MCも新喜劇のような安定感。在日ファンクはハマケンのエンターテイナーっぷりにシビれた。カッコいいってこういうことだよなあ。ほんと好き。Ovallは浮遊感あふれる音がいつの間にか四つ打ちになってて酔えた(実際酔ってた)。KICKは周りに合わせて知ってる体で踊ってたら楽しくて。クレバはスタアだなあ。上がってんの?下がってんの?(上がってる!)

f:id:hokotatetsushin:20180402214743j:image桜ももうおしまい。桜のモヒートを飲みながら目黒川沿いをそぞろ歩き🌸

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f:id:hokotatetsushin:20180402214827j:imageかき揚げ、チキンかつ、たまご焼き、ほうれん草のおひたし。

f:id:hokotatetsushin:20180402214846j:imageそぼろ、いりたまご、しゃけの三色丼、ハムのレタス巻き巻き。たまご、ちょっと失敗してるよね。

f:id:hokotatetsushin:20180402214911j:imageハンバーグ、たまご焼き、切り干し大根、しいたけとなすとお豆の炊いたん、たらのソテー。

f:id:hokotatetsushin:20180402215208j:image甘酸っぱくしてみた豚丼、おいしかった!たまごとベーコンとほうれん草ともやしの炒め、切り干し大根煮、きゅうりと白菜のごまよごし。

f:id:hokotatetsushin:20180402235925j:image夜中にこんなイケナイことをしている。

 

今このレビュー(http://nuwton.com/movie/27556/)を見て、この本面白そう!買おうってAmazonリンクを踏んだら……

f:id:hokotatetsushin:20180403001520j:image買ってる!この本読んだ!脳細胞が死滅している…

 

たぶん職場とか近くにいる人の影響を受けるんだと思うんだけど、なう低めキープ。通常運転だとちょっとでも時間があればとにかく人に会いたいのに、今は音楽聴きながらずっと電車に乗っていたい。あとはなにか読むかなにか炒めているときが幸せ。

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なつかしい痛みだわ

映画ドラえもん のび太の宝島」を見て、のび太愛を深めた。あれはいい男だ。人のしあわせを願い、人の不幸を悲しめる。あとエイム神。

今回の映画は父と子の物語だったけれど、のび太ドラえもん愛にも改めて驚かされた。ジャイスネもかっこ良すぎ。日常パートは四畳半が狭くてリアル。動作が多くて枚数凄そう。冒険パートはラピュタだった。

話ズレるけど、私ラピュタの男女の役割を誇張して描いているところが好きなの。女の子は優しく強く料理が好きで、男の子は頑丈で弱くてロマンチック。海賊の筋肉自慢と肝っ玉母ちゃん大好き。パズーが見張り台で「シータ、寒い?」って聞くところも。差を認め労わり合っている感じ。

f:id:hokotatetsushin:20180326225749j:image桜、唐揚げ、おにぎり、チューハイ。日本のお花見は最高です🌸

f:id:hokotatetsushin:20180326225819j:imagemy birthday展へ。おまじない、白魔術、カバラ、ソロモン王、ラピスラズリ……当時あの世界にふれた女子は澁龍や酒井潔、ボルヘスにつながるすこしふしぎな素地を形づくられていたように思う。取り敢えずモテからは遠ざかっていたような。

f:id:hokotatetsushin:20180326225841j:image豚のしょうが焼き、ハムとほうれん草の炒め、三目豆、しいたけの炊いたん、ゆでたまごブロッコリー

f:id:hokotatetsushin:20180326225911j:imageハンバーグ、たまご焼き、ひじき煮、ブロッコリー、ほうれん草とにんじんソテー。

f:id:hokotatetsushin:20180327205237j:image母の手づくりしゅうまい、ゆでたまご、ひじき煮、ブロッコリー。地味なのでハムを飾り切りしてみたよ。

f:id:hokotatetsushin:20180326225937j:image母校近くのキッチンオトボケ。

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ダルなロックでイルでチル

なーんも問題ないのになーんかダウナー。あれかな、仕事の都合でくるりzeppのチケット手放したからかな。CHAIのライブも行けるか分からんし。Spotifyで暗い昭和歌謡ばっかり聴いてるせいかもしれんし、ルポ川崎のせいかもしれん。それとも将来への唯ぼんやりとした不安(芥川)かしら。さいきんのできごと↓

f:id:hokotatetsushin:20180322191353j:image左、コスメそのもののデザインが可愛い♡

f:id:hokotatetsushin:20180322191416j:image下北沢のにしんば。たぶん来月また行く。

f:id:hokotatetsushin:20180322191447j:image日芸の卒制展で見た池袋の模型。

f:id:hokotatetsushin:20180322191523j:image梅ラボ!梅ラボ!

f:id:hokotatetsushin:20180322200134j:image節約とダイエットのため地味弁つくる。メンチとかぼちゃ、なすとアスパラのトマト煮、たまご焼き、きゃべつのみそ和え。

 

しかし今日は「私のために書かれたと思しき本」とのよき出合いがあったので元気出てきた。毎ページ「それな!」だよ。

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I shop therefore I am

素面なのについ終電を逃し3時に新橋からタクシー7200円辛い。今読んでるやつ↓

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1991年に生のリアリティの白さを語る岡キョン。90年代は遥か遠くになりにけり、なのに私こそなう乖離。それな!と膝を打つ気持ちと、尚ぜんぶ自分ごとに寄せて考えたい気持ちと。資本主義のドレイなので春物捕らえに行ってくる。効きはわるいが取り敢えずキメる。トレンドという安心を買う。

●私の人生、大事なことは半分くらいは酔っ払ってるから(加藤登紀子

KOTOちゃんとかBiSとかアイドルを見ていると、到底凡人では到達できないであろう境地に立っているのだなあと畏怖を覚える。ものすごいストレスと自己肯定感、焦燥感と多幸感を同時に抱えているんだろうな。

水城せとなの「世界で一番、俺が〇〇」の4巻が恐ろしすぎる。今まで読んだどんなホラーより怖かった。隣の少女より黒い家より!デスゲーム文脈のわりとお気楽な絶望ストーリーなんだけど、人心を操るってこういうことなんだ!っていう。優れたエンターテインメント作品でした。こえー🤨

●今更だけど月曜日の友達2巻、最高感ある。「人を思うつらさを味わった。人に思われる喜びを知った。友達がたったひとりできただけでこの世のすべてと戦えると思うくらい幸いが血潮を沸かした」

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愛が噛みついて離さないというけれど

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エログロミュージカル映画ゆれる人魚」を観た。
80年代ポーランドの享楽的で退廃的なナイトクラブが舞台で、そこで奏でられるポップで煌びやかな音楽がこの映画を凡百のモンスターパニック映画と隔てている。
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私、この感じ知ってる!
すべてがアルコールの中に溶けていって自分の大切にしていたもの(身体とか気持ちとか)が全部どうでもよくなる感じ。あの、空気中にアルコールが霧散してまた肌から吸収されていくような感じがこの映画にあった。もっと例えるならリンチの赤い部屋みたいな。ゴージャスで心地よくて不安で美しい。私のための映画だと思った。
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恋するって相手を食べちゃいたいってこと。性行為も人魚たちの捕食も好きな相手を自分の体内に入れたい(物理)って意味では同じだしロマンチック。いちど陸に上がったら(暗喩的)恋のひとつもして成果物持ち帰らないとね。それがPDCA回すってことでしょう。ハツモツ美味いしね。
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この清潔な時代の愚かで豊かな性生活と違って、どこか息苦しく明日がないような刹那的で東欧的な血塗れの交歓。「男なんてみんなちんちん虫よ」(岡崎京子桜沢エリカ)とか呟きながらもっかい観たいな。まとめると、最高の映画だった。

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蛇足だけど、シェイプオブウォーターのアマゾン帰りの恋するハイティーン(相対性理論)な彼の中にもこんなエグくて可愛いモンスターが潜んでいたのかな。もっと彼の気持ちが知りたい。拘束され生きるための権利を奪われた状態で生存本能から庇護者に縋ったのではなく、種族を超えた本物の恋なのだと納得してときめきたい。

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聖なる鹿殺しも見なきゃ。

 

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